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九州北部が梅雨入り=気象庁(時事通信)

 気象庁は12日、九州北部(山口県を含む)が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日遅く、昨年より9日遅い。 

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奈良・脇本遺跡 6世紀後半の大型建物跡見つかる(毎日新聞)

 奈良県桜井市の脇本遺跡で、6世紀後半の大型建物跡の一部が見つかり、県立橿原考古学研究所が3日発表した。柱が太いことなどから、橿考研は欽明天皇(6世紀)の宮に関連する高層建物の可能性もあるとみている。同遺跡は、古墳時代に複数の天皇の宮があったとされ、過去の発掘調査でも5~7世紀の大型建物跡数棟が見つかっている。専門家は「伊勢街道を監視する物見やぐらかもしれない」と話している。

 調査は昨年4月~今年3月、約1008平方メートルで実施し、六つの柱穴が見つかった。建物跡の一部とみられ、東西7・3メートル、南北5・6メートル、南側は調査区域よりさらに延びる。建物は6世紀末~7世紀初めに建て替えられ、最初の建物の柱の直径は約38センチ、建て替え時の直径は48~58センチ。いずれも同時代では非常に太く、新旧とも同じ構造とみられる。

 脇本遺跡がある桜井市東部の「磯城(しき)・磐余(いわれ)」と呼ばれる地域には、欽明天皇を含む天皇の宮があったとされる。建て替え時期は、推古天皇が宮を「磯城・磐余」から飛鳥(奈良県明日香村)に移した時期で、橿考研は「この建物は、宮が飛鳥に移った後も、継続利用するために建て替えた」とみている。

 現場は既に埋め戻され、橿考研付属博物館(橿原市畝傍町)で5~20日、パネル展示がある。【高島博之】

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<長妻厚労相>子ども手当「満額」に異論噴出で押し黙る(毎日新聞)

 昨年の衆院選で掲げた公約通り、月2万6000円まで引き上げるのかどうか--。16日夜、民主党本部であったマニフェスト(政権公約)企画委員会は、1万3000円の子ども手当の満額へのアップを取りやめる流れを定めた。

 「ギリシャみたいになっては困る」。財政破綻(はたん)を危惧(きぐ)する菅直人副総理兼財務相はそうまくし立て、仙谷由人国家戦略担当相らも赤字国債の増発を戒めた。マニフェスト見直しに慎重な小沢一郎幹事長の側近、高嶋良充筆頭副幹事長も強い異論は唱えず、関係閣僚で独り「満額」を主張してきた長妻昭厚生労働相は押し黙った。

 終了後、長妻氏は「(保育サービスなど)現物に充てろという議論もあった。政務三役で議論したい」と語り、かたくなに修正を拒んできた姿勢を初めて転換させた。

 4月22日、首相官邸。国と地方の協議の場で、全国市長会長の森民夫・新潟県長岡市長は、鳩山由紀夫首相を前に「福祉は子ども施策だけではない」と訴えた。「手当の満額支給には年間、個人市民税(125億円)に匹敵する112億円が必要」。森氏が示した市の試算に首相は目をむいて驚き、「他の福祉施策とのバランスは重要だ」と応じた。

 減額の口火を切ったのは、3月末に上積み分を給食費に充てるようぶちあげた仙谷氏だ。原口一博総務相も減額の可能性に触れた。

 主要閣僚が修正を口にするのは、満額に要する財源3兆円を見いだせないから。減額には党から異論も出て参院選マニフェストの議論は迷走したが、政府・民主党は「2万6000円」の表記は避けつつ、「上積みする」との一言を盛り込む玉虫色決着を描く。

 長妻氏も簡単に折れたわけではない。周囲には「公約を変えるなら衆院選をもう1回やらないと」と漏らし、先日も厚労省の今別府敏雄会計課長に「難しいかもしれないが、財源は」と問うた。しかし答えは「子ども手当に所得制限を入れることで1000億円程度なら」。長妻氏は「うーん」とうなり、黙り込んだ。

 「私は2万6000円の旗を降ろしたわけではない」。18日の政務三役会議で、長妻氏はなお強がった。だが、出席者の一人は「何が何でもというわけではなくなった」と受け止めている。

 ◇「理念は?」省内に不満

 長妻氏が公約にこだわるのは、政治家としてのけじめばかりではない。企業・団体献金を一切受けないスタイルは、潔癖さの半面、国民の支持頼みというもろさも抱える。それだから世論を気にし過ぎ、何をしたいのか理念が見えない--。長妻氏を見つめてきた厚労官僚の多くはそうとらえている。

 4月27日夜。内閣府で開かれた「子ども・子育て新システム検討会議」の初会合は、議論の大半が厚労省関係だった。なのに長妻氏は役所がおぜん立てしたメモすら読まず、沈黙を守った。福島瑞穂少子化担当相が発言を促したものの、発したのは一言、「ありません」。

「アドリブがきかないからな。他の閣僚と応酬になるのが嫌だったんだろ」。厚労省幹部はそう推し量る。

 長妻氏は年金記録問題で名をはせた。ただ、厚労行政の手腕には当初から「未知数」の評がつきまとう。

 「子どもの昼寝に敷布団が必要か? 床に直接寝かせればいい」。長妻氏は担当部局と保育所の設置基準面積の緩和を議論した際、そう言い切ったという。子どもを床に雑魚寝させれば1人当たりの基準面積を小さくでき、その分保育所を増やすことができるとの趣旨だった。出席した幹部はみな、あっけにとられた。

 老人施設で食事介助を体験した時のこと。「おばあさんは、おかゆが好きなんですか」。そう問いかけた長妻氏に、女性は「歯がないからね。おかゆしか食べられないのよ」と諭すように答えた。

 ◇「素人」武器に改革

 「就任直後は30分おきにびっくりした。私ら普通の感覚とは違う」

 4月24日夜、地元の東京都渋谷区で開いた国政報告会で、長妻氏は約200人の聴衆に語りかけた。厚労省に省や局、課ごとの目標がないことを紹介し、「目標のない会社って聞いたことありますか」とあきれてみせた。

 長妻氏を「素人同然」と嘆く「プロ」の官僚たちだが、感覚が世論とズレている面があるのも事実だ。それは旧社会保険庁の不祥事や、薬害肝炎を引き起こす一因となった。それも現場を知らないからと考える長妻氏は、職員に自治体などへ足を運ぶよう命じている。自らも介護や保育、労働の現場30カ所を訪ねた。ある幹部は「今は国家公務員倫理規程で民間の人と食事もできず、若い職員は情報量が少ない。良い機会だ」と評価する。

 ◇世論に過敏反応も

 衆院当選4回の長妻氏も、05年は小選挙区(東京7区)で落ち、比例で復活した。「一匹オオカミ」と称され、党内では孤立気味。そうした政治基盤の弱さもあって、時に世論に過敏となる。

 3月下旬、母国に子を残してきた外国人にも子ども手当を支給するとの厚労省方針に、インターネットには「不正を招く」との書き込みが殺到した。長妻氏は「国会答弁がもたない。法案修正だ」と職員にあたった。

 75歳以上を切り離した後期高齢者医療制度の見直しを巡っては、心の揺れを見せた。

 「うば捨て山」との批判を浴びた制度だけに、民主党は「年齢で差別する制度を廃止」と公約していた。長妻氏の意をくみ、厚労官僚は高齢者もみな現役と同じ市町村の国民健康保険(国保)に加入させる案を用意した。

 しかし、この案も65歳以上は医療費が別枠だ。長妻氏の了承を得て3月8日に公表すると、16日の参院厚労委で共産党の小池晃政策委員長は「うば捨て山の入山年齢を下げただけだ」と批判した。

 うろたえた長妻氏は外口崇保険局長を呼び、「年齢を書き込まない方法はないか」と再考を促した。それでも高齢者には税を集中投入する必要があり、別財源にせざるを得ない。吉岡てつを高齢者医療課長の説明に、長妻氏も「うん」と消え入るようにうなずいた。

 結局、長妻氏は幹部と「高齢者も現役も、同じ国保の保険証」との理屈で押し通すと腹合わせし、5月18日の衆院決算行政監視委員会第3分科会に臨んだ。「年齢差別ではない」。突っぱねる長妻氏を、自民党の谷公一氏はこう皮肉った。

 「大臣の思いは理解しました。基本的仕組みは(後期高齢者医療制度と)大きく変わるものではないですね」【鈴木直】

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勤務先から2千万円着服、銀座で豪遊 元経理担当者を逮捕(産経新聞)

 経理担当の立場を悪用し勤務先の建設会社から現金約2千万円を着服したとして、警視庁巣鴨署は業務上横領の疑いで、埼玉県春日部市中央、飲食店店員、江川恒彦容疑者(39)を逮捕した。

 同署によると、江川容疑者は「仕事のストレスがあってやった。銀座の高級クラブ代や競馬代などに充てた」などと容疑を認めている。建設会社には平成16年12月から昨年8月にかけて、計約2億円の不明金が確認されており、同署が関連を調べている。

 逮捕容疑は21年2月上旬~8月下旬、東京都豊島区の銀行など建設会社名義の預金口座から、数十回にわたり、現金計約2千万円を横領した疑いが持たれている。

 江川容疑者は平成16年4月から建設会社の経理課長代理に就任。昨年9月に後任者が帳簿などを調べたところ、不明金が存在することに気付き、不正が発覚した。

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 新党改革に参加せず、改革クラブを離党した大江康弘参院議員(56)=比例代表=が、幸福実現党に入党することが11日、分かった。大江氏は14日に記者会見を開き、発表する予定。幸福実現党として初の現職国会議員となる。

 大江氏は11日、所属する参院会派「自民党・改革クラブ」を離脱した。関係者によると、大江氏は幸福実現党と政治信条が近いことなどを入党の理由に挙げているという。

 大江氏は和歌山県議を経て平成13年の参院選に自由党で初当選。その後、民主党に合流したが、小沢一郎代表(当時)の政治手法に反発、20年8月の改革クラブ結成に参画した。舛添要一前厚生労働相が代表を務める新党改革には「政党助成金目当てのまやかしだ」と批判、参加しなかった。

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